第二種冷媒フロン類取扱技術者とはseminer
冷媒フロン類取扱技術者制度は、使用中の機器の漏えい点検を行い、早期に「漏えい」を発見・処置することで、フロンの漏えいを最小限に抑え、地球温暖化防止を図ることを目的として制定され、使用中の業務用冷凍空調機器所有者との事前打ち合わせから、実際の漏えい点検作業、点検結果の記録、報告までを適切かつ確実に実施する技術者を養成しています。平成27年4月1日よりフロン排出抑制法が施行され、漏えい防止の管理、冷媒フロンの取り扱いには、より高度な技術的知見を有することが求められており、「冷媒フロン類取扱技術者」は、冷媒フロンの「予防保全」「漏えい点検」「回収」「充填」に関して、法で要求されている「知見」が備わった技術者として冷凍空調業界団体が認定する民間資格となります。
(一財)日本冷媒・環境保全機構(略称:JRECO)が認定する「第二種冷媒フロン類取扱技術者」資格は、「第一種冷媒フロン類取扱技術者」資格に準ずる一定規模の範囲での資格として位置付けられ、前述の「知見」を備えた技術者の資格となります。資格を取得するには、上記規程に定められた講習を受講し、終了考査に合格する必要があります。
第二種冷媒フロン類取扱技術者は、フロン類を冷媒とする業務用冷凍空調機器からの冷媒フロンの回収を行う者及び業務用冷凍空調機器のうち空調機器については、圧縮機電動機又は動力源エンジン定格出力25kW以下の機器、冷凍冷蔵機器については、圧縮機電動機又は動力源エンジンの定格出力15kW以下の機器について、冷媒系統の漏れ点検及び冷媒フロン類の充填を行う者に適用されます。
開催案内infomation
※この講習会は終了しました
第1297回 さいたま会場
日時 | 2021年11月8日 (月) AM 9:10 ~ PM 4:45 |
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会場 | さいたま共済会館 さいたま市浦和区岸町7-5-14 |
定員 | 50名(定員になり次第締切ります) |
受講資格 | 有資格者と無資格者の場合の、2通りがあります。 【有資格者の場合】 二種でいう「有資格者」とは、下記の①~⑨の資格の一つ以上を保有している方をいいます。 ○下記に示す2つの条件を全て満たしていることが必要です。 1)業務用冷凍空調機器の保守サービスの実務経験※が1年以上あること。 2)以下の①から⑨の資格のいずれか1つ以上を保有していること ①冷媒回収推進・技術センター(RRC)が認定した冷媒回収技術者 ②フロン回収協議会等が実施する技術講習会合格者 ③高圧ガス製造保安責任者(冷凍機械) 1種・2種・3種 ④冷凍空気調和機器施工技能士 1級・2級 ⑤冷凍空調技士 1種・2種 ⑥冷凍空調施設工事保安管理者 A区分・B区分・C区分 ⑦技術士 (機械部門・衛生工学部門) ⑧自動車電気装置整備士 ⑨その他十分な知見者 【無資格者の場合】 業務用冷凍空調機器の保守サービスの実務経験※を3年以上有すること。 ※「実務経験」とは「冷凍空調設備業」を行っている企業でかつ「高圧ガス販売」事業所において、業務用冷凍空調機器の施工、保守、メンテナンス業務の経験のこと。 |
受講料 | 23,100円(税込) 但し、資格有効のRRC冷媒回収技術者の場合、受講料17,600円(税込)*教材費を含みます。 |
振込先 | 武蔵野銀行 浦和支店 普通口座 1065771 口座名義 (社)埼玉県冷凍空調工業会 |
お問合せ先・書類送付先 | 一般社団法人 埼玉県冷凍空調工業会 〒330-0055 埼玉県さいたま市浦和区東高砂町4-8-106 TEL 048-883-7075 FAX 048-883-7062 (封書の前面に「第二種冷媒フロン類取扱技術者講習申込書在中」と明記の上、配達記録が残る方法(書留や特定記録等)で郵送してください。) |
申込書・チェックリスト
※受講予約受付後ダウンロードしてください